室蘭・登別・伊達・白老で活動するナスノサチエ建築設計事務所です。
みなさんの周囲には『建築士』の方が身近にいらっしゃるでしょうか。
身近にいる方は何となくイメージできるかもしれませんが、多くの方が
建築士の仕事内容について 話していきたいと思います。
お客様から依頼をいただき、お客様の要望などをヒアリングした後
まず一番最初にすることは、
『調査』です。
調査の内容は・・・
建築の計画予定地やテナント、中古の建物などの環境条件や現状など
調べにいきます。
計画しようとしている建物が、
その土地に建てられるか
方位はどちらで、どこが日当たりがいいのか
風向きはどっちなのか
隣の建物との関係
道路とどうつながっているか
中古住宅やテナントの場合も現状がどうなっているか
間取りや仕上げ、台所やトイレなどの水回りの位置
電気の容量なども確認します。
現地を調査に加えて
関係省庁などにも調査しに行きます。
計画しようとしている地域が 建築基準法上どのような法規制があるか
独自の条例などがあるか、
消防法令上 必要な消防設備は何か・・・
また助成金等の申請する場合はどのような書類が必要なのかまで
計画を進めていく上で、このいちばんはじめに行う調査を行うことで
お客様が計画している建物や店舗などが
あらゆる法規制を遵守し安全な建物を建てる、お店をつくる方向性が
ぶれずに済みます。
目に見えてはこない仕事ですが、とても大切な仕事だと私自身感じております。
お読みいただきありがとうございました。